日本には病気の治療や健康の維持を目的とした様々な薬やサプリメントがありますが、これらの薬は市販の販売や病院で処方を始める前に安全性を確認する臨床実験が行われています。治験とは、臨床実験の被験者となるのが主な仕事であり、厚生労働省の管理の下で行われています。薬の被験者というと危険が伴うイメージを持つ人も少なくありません。しかし実際には、しっかりと安全が確保された状態で行われるので問題はなく、治験の仕事ならではのメリットもたくさんあります。数あるメリットの中でも、特に魅力とされているのが高収入です。検査を行う病院によって若干の違いはあるが、1日1～2万円が相場とされています。検査方法によっては1週間程度の入院をするケースもあるので、短期間でまとまった金額を稼ぎたい人にとって最適な仕事と言えるでしょう。
収入以外にも健康へのメリットなども挙げられます。前述したように、治験は薬を服用してデータを集めるのが仕事となるので被験者は健康な状態でいなくてはいけません。そのため、まず最初に健康診断を受けて体に問題がないかの確認をします。この時に掛かる費用は、原則企業側の負担となっているので、通常であればある程度の費用が必要な検査を無料で受けられて自分の健康状態を知ることができるのです。検査期間も同様に健康な状態を維持しなくてはいけないため、栄養のバランスを重視した食事の提供されるのはもちろんのこと、体調についての相談も気軽に行えます。このように、治験はお金稼げるだけでなく健康管理の見直しもできるなどたくさんのメリットが得られるのです。